STAR CAGE

第5次六勾(むまがり)

©1998 Akio HIZUME, All Rights Reserved
PATENT NUMBER 3493499 (March 31, 1993)


五回回転対称方向から

前回の発見「第4次六勾(むまがり) 」は300本のロッドを必要とした。
その後、1998年5月に、より少ない本数でも自立することが判明した。特に180本のロッドで構成した場合、最も強く結束して自立する。上図はそれを5回回転対称方向から撮影したものである。第4次六勾同様、内部には球状の空っぽな空間がある。
このドーム構造は3層からなる。一番内側の層と外側の層はそれぞれ60本からなり、同一のカイラリティである。中間の層も60本であるがカイラリティが逆である。それらが巧妙に支え合っている。
第4次六勾に比べて全体の対称性は向上し、非常に安定である。少々のことでは変形しない結束力が生まれている。

この作品は1999年大阪国際デザイン・コンペティション「編む」において公表し、銀賞を受賞した。

三回回転対称軸から

二回回転対称軸から

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