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原発設計者上原春男の空想科学と東電の無理心中
by 日詰明男
友人にすすめられて、原発設計者 上原春男氏の福島原発対策を聞いた。
http://www.youtube.com/watch?v=B1aAYwCnRt8

「外付けの循環式の冷却システムを構築せよ」と言う。
しかし、地震直後ならいざ知らず、炉心近くで即死に至る放射線量という状況で、上りと下りのバルブ接続という作業をいったい誰が出来るというのか。
しかも圧力容器も格納容器も穴が開いた状態なのに。
誰かが溶接して穴を塞いでくれるのだろうか。
挙句の果てに、現在開発中の製品をPRする始末。
彼にぜひタイムマシンをついでに発明していただき原発を治してもらいたいものだ。
こういうお気楽空想科学技術者が原発建設を売り込み、量産してきたということだろう。

最近の報道では、

「複数の政府関係者によると、東電幹部は(3月)14日夜、枝野氏、東電を所管する海江田万里経済産業相、原発事故担当の細野豪志首相補佐官に「全面撤退」を打診していた。」
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20110410/Mainichi_20110410k0000e010016000c.html?_p=2

という。
彼らは3号機爆発後、レベル7の危険を悟り、早々にギブアップしていたわけだ。
そしてケツをまくって退散しようとした。
東電は何も知らない日本国民を巻き込んで無理心中しようとしたようなものだ。

首相の喝で、東電は逃げられないと覚悟したようだが、マニュアル人間集団である彼らの能力では、水撒き、新聞紙、オガクズなど、一生懸命やっているというポーズを示すことしかできなかった。
こうした事実上の無策状態が一ヶ月も続いていたわけだ。
この放置は延々と続くのだろうか。

このままだと、いずれ次なる破局が何らかの形で現れるだろう。
起こらなかったとしても「垂れ流し」という緩慢な破局が何年も、何十年も続くだけである。

実効性が期待できる大胆な対策はまだ残されていると思う。
いずれにしてもそれは大きな賭けとなるだろう。
賭けであることを国民に理解してもらった上で決行すべき何事かが。

|| 10:38 | comments (x) | trackback (x) | ||


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